無料でバンド系のミックス素材パラデータが手に入るサイトを紹介

shakingt  wikipediaみたいに継続するために活動資金を募ってるそうです。寄付または有料メンバー会員登録だとか何かグッズ販売などしてるので、善良な方は是非。私はちょっとだけ寄付したよー  http://weathervanemusic.org/year-end-campaign#donate

DAWが普及して誰でもミックスダウンが出来るようになった昨今ですが、打ち込みのミックスと生録音のミックスは結構勝手が違うものです。

でも音楽系の専門学校に行ってるとか、自分でバンドをやっててセルフRECをするとかしないかぎり、中々生録音のバンド系のパラアウト素材は手に入らないと思います。

しかし、今や情報化社会、そういった素材が手に入るサイトがあるんですね〜しかも無料で。

それがWeathervane Music’s Shaking Throughというサイト。

フィラデルフィアにあるMiner Street Recordingsというインディーなレコーディングスタジオで、基本地元のインディーバンドをゲストに招いて1曲プロデュースし録音する模様をドキュメンタリーにするというプロジェクトです。

7年くらい前からやってる非営利の教育目的?のプロジェクトみたいで、色々なバンドを招いてレコーディングする風景などを公開してるのですが、録音したパラ素材も公開しているんですよね。

毎年、数エピソードを公開していて、無料会員登録をすると最新のエピソードのパラ素材がDL出来るようになってます。で、リミックスしてシェアしあうみたいな感じです。

無料会員の場合は44.1khz/16bitのローレゾなデータですが、ミックスの練習用だったら何にも問題ないです。

有料会員登録になると、88.2khz/24bitのハイレゾデータや、過去すべてのエピソードのデータが手に入るという太っ腹具合。内容に対して値段はめちゃ安いので、練習したい人にはオススメ

ただ録音の具合は中々突っ込みどころが満載(笑)で、ドラムのチューニングがおかしな事になってたり、明らかにノイズまみれだったり、ステレオトラックの片側が逆相になってたり(アカンだろ笑)、とにかく「インディー」なプロダクションです。(アメリカ的なおおらかさなのかな?)

が、しかし、そういった粗い素材と戯れることは非常に楽しいし、普段使わないようなテクニックを試す機会にもなると思ってます。何しても誰にも文句言われないしね。

てことで、最新のエピソードをサクッとミックスしてみました。リバーブバシャバシャな感じで笑

いつもにも増して粗い録音具合だったなぁ〜

ちなみにオフィシャルなmixはこちら

DAWがあればミックスダウンにチャレンジできるので、興味がある人はやってみよう!

(終)