相変わらずノンビリした活動?をしていて全然お金を稼いでいない私ですが、物欲というのは人並みにありましてお買い物をしちゃうわけです。
必要充分なものは大抵揃っているはずなのに、人間は欲深い生き物ですなあ
今月の初め辺りに何となくDMG AudioのEquilibriumのマニュアルを眺めていたら(時折持ってもない製品のマニュアルを眺めてるのです。トランペットに憧れる少年的に笑)、オールパスフィルターまで付いてんのかよ!っと驚き、試すのはタダだしデモってみようとDLしたのです。

実は今までプラグインの試用はほとんどしたことなくて、CDとかレコード感覚でジャケ買いみたいな買い方だったんですよね笑
最近のプラグインはどれも質が高いだろうし、実際に外したな〜ってことも無かったのです。
そんなこともあり、Equilibriumの存在も有名なので知ってたけど何となくジャケ的にピンと来なかったし、既に持ってたFabfilterのProQに不満も無かったので試したことが無かったのですが今回デモってみてショックを受けました。
現在ミックスしていて若干難があったソースに対してデフォルトのIIRフィルターを使用した所、かなりドンピシャな結果を得ることが出来てしまったのです。。
事前にググってみて得た情報ではEquilibriumはFIRフィルターの設定をつめると音質が大いに良くなるって話で、正直デジタルIIRフィルターの差なんて大したことねーだろとタカを括っていたため、この結果に大いにショックを受けました笑
マジかよ!と。。一応色々他のEQも試して検証してみたところ、何かやっぱEquilibriumが好印象。
まあ単体の素材に対するABXテストで100発100中当てれることが出来るか…と言われれば微妙な差ですが、全体のミックスを終えた結果の差は歴然なのでした。
フィルターのQカーブによる差なのなのか、デジタル処理の性能差なのかは分からないけど…
そんなところアメリカ大統領選挙が終わりトランプが勝ち急に円安に振れてきたので、ブラックフライデーとか年末セールが控える中セールには無縁なEQuilibrimを購入したのです。
で、この一ヶ月色々過去の素材や今ある素材を使って色々とテストを行ってきたのですが、完全に私の標準使用のEQになりそうですねー
同じデジタルEQのProQはもちろんなのですが、アナログEQをモデリングしているSlate DigitalのVMRまでリプレイスしちゃうかもしれない勢いです。高調波歪みなんていらなかったんや!なんて笑
てことで、ミックスでよく使うプラグイン~EQ編~の内容がかなり変わってきそうです。まーもうちょっと使い込まなきゃわからんけども。
しかし、これが3年以上前の製品だからな〜

ででで、私はとても欲深い愚か者なので、これだけでなくExponential AudioのリバーブNimbusもゲットしました。
ずっと同社のPhoenixverbは気になってたもののやっぱり何となくデモって無かったのですが、最近後継版のこのNimbusがリリースされたことと、先のEQuilibriumの件でデモったほうが良いと学んだこともあり試してみたところ好みにドンピシャ。
元々コンボリューションリバーブとかエミュレート系のリバーブばっか使っていて、最近のアルゴリズミックなリバーブが欲しかったこともありゲットしてしまいました。(Phonixverbが$49と破格だったもののアーリーリフレクションの種類がいくつか選択できるNimbusに…)
既に色々と使ってみているんですが、マジで最高に使いやすくてこれまたビックリですわ。
まだ長い響きは使用してないけどショートリバーブの具合がメチャ好きな感じで、今までたまに面倒に感じてた&ハマらない時があったショートリバーブのIR探しの時間が短縮できそう。
生録の素材に使いたい響きなので、来年からいっぱい使う機会を作りたいな〜
がんばろう。。
てことで、私のお買い物事情でした。
久々に基本形のプラグインを購入したけど、こんなに満足感のある買い物は初めてかもしれないってくらい大満足。
当分は自前の素材で研究しようっと。
もうあとエフェクターで手を出すとしたらNebula系だけかなあ…まだデモはしないが…笑
(終)